内容説明
改正相続税法により創設された配偶者居住権の財産評価、事業承継、空屋対策における最新の税制問題を事例を交えて平易に解説。その他相続事件の処理にあたって直面する相続税・譲渡所得税上の代表的な事案について豊富な設例(ケース)として取り上げ、税務上の論点や相続税額、遺言と相続税の問題点について、弁護士と税理士がわかりやすく解説した、弁護士のための相続税入門書。令和元年改正相続税制対応。
目次
第1章 これだけは知っておきたい相続税の基礎知識(相続税の計算の方法;財産評価)
第2章 遺産分割と税務(遺産分割;小規模宅地等の減額の特例を利用した遺産分割 ほか)
第3章 生前対策~遺言と贈与(遺言作成;新人弁護士比木奈君の遺言ファイル―事例で学ぶ遺言と相続税 ほか)
第4章 相続放棄・限定承認(相続放棄をした場合の課税関係;限定承認をした場合の課税関係 ほか)
第5章 事業承継(非上場株式の贈与税・相続税の納税猶予制度(原則制度)
非上場株式の贈与税・相続税の納税猶予制度の特例(特例制度) ほか)