内容説明
社会や生活は、「所有から利用へ」と大きく変化してきたが、環境分野では、環境基本法および循環型社会形成推進基本法のもとにリサイクル法が形成され、個別リサイクル法が整備され、多種多様なビジネスの展開が期待されている。本書は、従来の文献とは異なり、法律実務書としてリサイクル法、さらにリサイクルビジネスに光を当てて検討、解説を試みた。リサイクル全体を見通すために必要不可欠な体系化と実務に有用な実用性の双方の要請を視野に入れることに努めた。
目次
第1編 解説(リサイクルと環境法;基本的なリサイクル法;リサイクルと古物営業、質屋営業;各種リサイクルにおける法務上の論点;産廃会社の元代表取締役の責任の否認事例)
第2編 リサイクル法制度の課題と展望(リサイクル法制度の課題;リサイクルビジネスの展望―事業者、消費者、行政の視点から)
第3編 実例(実務リサイクルの基礎;自動車リサイクル事業者―登録・許可申請の留意点;リサイクルビジネス―事業導入時の留意点;リサイクルビジネスの現場―食品廃棄物のリサイクル方法およびその事業運営;行政からの視点―環境政策と住民の視座から見るリサイクルビジネス)
感想・レビュー
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- 和書
- ルリボシカミキリの青