内容説明
有価証券報告書の虚偽記載と株主から発行体に対する損害賠償請求に関する一連の裁判例を網羅し、理論上、実務上の問題点を整理、解説。現在話題となっている、オリンパスの損害隠し事件の関連問題も提起。株式取引に多く問題となる風評被害に関し、全商法157条、158条の規則と関連裁判例についても紹介。
目次
第1部 不法行為法の一般理論(不法行為に基づく損害賠償責任の全体構造;不法行為の効果―損害立証軽減のための各種制度)
第2部 株式取引と不法行為(有価証券報告書の虚偽記載と株価下落による不法行為―理論編;有価証券報告書の虚偽記載と株価下落による不法行為―裁判例の紹介;風評被害と「損害」―インターネット株式情報掲示板への書込み;オリンパスの有価証券報告書虚偽記載事件と株主の損害賠償請求)
著者等紹介
明石一秀[アカシカズヒデ]
弁護士、税理士(隼あすか法律事務所)、みずほインベスターズ証券株式会社・日本電産コバル電子株式会社両社社外監査役
田中襄一[タナカジョウイチ]
日本大学法学部教授
松嶋隆弘[マツシマタカヒロ]
日本大学法学部教授、弁護士(みなと協和法律事務所)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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