保育援助論

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882590729
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C3036

内容説明

本書は保育学(幼児教育学)の理論を構築したいという著者のささやかな試行である。幼稚園教員養成の仕事に26年間従事し、よりよい保育者養成のカリキュラムと保育実践を実現したいという動機に支えられている。その点で倉橋惣三氏の理論と津守真氏の理論には、保育学の独自な分野を構築したいとする情熱と努力を感ずるとともに、先達の業績として絶えず座右の書としたいものであった。本書はこの系譜を継ぐものであってほしい。

目次

序章 保育において「指導」とは何か
第1章 保育にとって「生活」とは何か―保育者と幼児の関連性をめぐって
第2章 保育において環境の意味するもの
第3章 保育において教育課程・指導計画を立てる意味
第4章 「保育目標」「保育内容・保育方法」をどうとらえるか―「保育文化」の観点から
第5章 集団臨床としての援助の特色
第6章 全体把握と個の援助の連関を確立するために
第7章 保育環境の形成的価値と援助のあり方の実践的検討―製作コーナーの意義と保育者の態度形成とのかかわり
第8章 幼児の遊びと幼児理解・援助・環境構成の関係性
第9章 援助行為の身体論的考察
第10章 小学校教育と幼児教育との関連

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