ファインケミカルシリーズ<br> UV・EB硬化技術の現状と展望

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ファインケミカルシリーズ
UV・EB硬化技術の現状と展望

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  • サイズ B5判/ページ数 319p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784882313830
  • Cコード C3043

出版社内容情報

★ラドテック研究会による企画、編集
★材料開発、硬化装置と加工技術、応用開発の最新動向を詳述
★第一線で活躍する研究者31名による分担執筆

 
 【はじめに】
 経済的な低迷が続くわが国の製造業にとって,国際的な環境変化と先導的な産業の近未来予測という総論的な背景のもとに,諸産業を支える要素技術の現況ならびに開発動向を見定めて意を決することの緊要性がこれまで以上に求められているようだ。これは,時代の流れに乗り遅れまいとする消極的なスタンスではなく,さまざまな制約条件の中でいかに独自の製品を開発するかというフロンティア精神の重要性を意味する。UV/EB硬化技術においても例外ではない。
 UV/EB硬化技術が産業に取り入れられて半世紀となる。グリーンテクノロジーとしてのUV/EB硬化技術は環境問題などの観点から追い風とはいえ,10%を超える成長率は低下気味である。しかし,その内容を精査すれば,たとえば半導体や液晶産業などでは必須な産業技術として位置付けられ,顕著に高い成長率を示している分野も少なくないことがわかる。バイオ関連はまったく未開拓と言ってよい。つまり,このような時代背景にあるからこそ,UV/EB硬化技術の詳細に分析し,つぎの手を打つことが強く求められているといえる。
 これまでシーエムシー出版から1989年,1992年,1997年および1999年にUV/EB硬化技術に関する出版がなされてきたが,これらと対照しつつ,また,2003年にわが国で開催されるラドテックアジア国際会議を視野に入れつつ本書をひもとくことは,次の手のための大きなヒントになるであろう。
 本書は,最新のUV/EB硬化技術を具体的に把握すべくラドテック研究会の幹事諸氏を中心として編集企画された。執筆者はいずれも第一線で活躍されている方々である。関係各位に深く深謝したい。
 2002年12月                  ラドテック研究会会長   市村國宏


 【編集委員】

青木 康   住友重機械工業(株) 技術開発センター オプトロニクスグループ グループリーダー
大高 亨   JSR(株) 光学材料事業部 光機能材料部 第三チーム・リーダー
上林泰三   大阪有機化学工業(株) 取締役開発部長
木下 忍   岩崎電気(株) 光応用開発部 ソフトエンジニアリング課 課長
高橋 誠   大日本インキ化学工業(株) グラフィックアーツ研究所 グラフィック研究推進室長
富永幸溢   (有)トミナガコーポレーション 代表取締役
西谷 太    東亞合成(株) 本店営業部 アクリルグループ ポリマー担当 課長
堀江邦彦   チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株) コーティング機能材セグメント BLエレクトロニックマテリアルズ 統括マネー
ジャー
安池 円    東洋インキ製造(株) 筑波研究所 所長



 【執筆者一覧(執筆順)】

市村 國宏  東京理科大学 総合研究所
川上 直彦  大阪有機化学工業(株) 研究所
岡崎 栄一  東亞合成(株) 高分子材料研究所
岡  英隆   チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株) コーティング機能材セグメント
倉  久稔   チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株) コーティング機能材セグメント
山戸 斉    チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株) コーティング機能材セグメント
大和 真樹  チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株) コーティング機能材セグメント 研究開発センター
木下  忍   岩崎電気(株) 光応用事業部 光応用開発部
坂井 和宏  岩崎電気(株) 光応用開発部
鷲尾 方一  早稲田大学 理工学総合研究センター 
常見 明良  住友重機械工業(株) レーザ事業センター 技術部
小倉 昭雄  東洋製罐(株) 製造管理部 製造管理第三課
上田 倫久  積水化学工業(株) 高機能プラスチックスカンパニー開発研究所 水無瀬研究所
中壽賀 章  積水化学工業(株) 高機能プラスチックスカンパニー開発研究所 水無瀬研究所
福井 弘司  積水化学工業(株) 高機能プラスチックスカンパニー開発研究所 水無瀬研究所
福岡 正輝  積水化学工業(株) 高機能プラスチックスカンパニー開発研究所 水無瀬研究所
木田 信嗣   GE東芝シリコーン(株) 技術研究所 
奥田 竜志   大日本インキ化学工業(株) グラフィックアーツ研究所 平板インキ技術3グループ
小川 展夫   旭化成(株) 機能製品カンパニー 感光材技術部
熊野 厚司   JSR(株) ディスプレイ研究所
花畑  誠    (株)関西新技術研究所 アドバンスドマテリアルズ研究部 
柏木 幹文   日本ゼオン(株) 総合開発センター 電子材料研究所
植田 健治   大日本印刷(株) 研究開発センター
中野嘉一郎  日本電気(株) 機能材料研究所
長谷川悦雄  日本電気(株) 機能材料研究所
栗原 弘司   太陽インキ製造(株) 技術部 技術1課
山寺  隆    日立化成工業(株) 配線板事業グループ 感光性フィルム事業部門 
蛯沢 勝英   大日本インキ化学工業(株) 記録材料技術本部 光学材料技術グループ
小宮  全    JSR(株) 筑波研究所
寺本 俊夫   (株)ディーメック モデリングセンター
藤本 寿一   三菱レイヨン(株) 商品開発研究所 コーティング材料技術センター
西脇  功    JSR(株) 筑波研究所
石居 太郎   三菱レイヨン(株) 商品開発研究所 コーティング材料技術センター
川口 隆之   チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株) コーティング機能材セグメント
河添 正雄   中国塗料(株) インダストリアル・ディビジョン 工業塗料技術センター


 【構成および内容】


第1章 総論                              市村 國宏
 1.はじめに  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
 2.化学素材を見る  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
 3.露光を見直す ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
 4.配向組成を見直す  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
 5.キュアリングプロセスを見直す ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
 6.おわりに  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

第2章 材料開発の動向
 1.アクリル系モノマー・オリゴマー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10    川上 直彦
  1.1 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
  1.2 アクリレートモノマー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
   1.2.1 単官能アクリレート
   1.2.2 二官能アクリレートモノマー
   1.2.3 多官能アクリレートモノマー
  1.3 オリゴマー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
   1.3.1 エポキシアクリレート
   1.3.2 ウレタンアクリレート
   1.3.3 ポリエステルアクリレート
   1.3.4 ボリブタジエンアクリレート
   1.3.5 シリコーンアクリレート
  1.4 性能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
   1.4.1 硬化速度
   1.4.2 密着性の向上
   1.4.3 硬化収縮
   1.4.4 酸素による硬化阻害
   1.4.5 皮膚刺激性と粘度
   1.4.6 Tg
   1.4.7 破断伸度と最大強度
   1.4.8 屈折率
   1.4.9 変異原性
  1.5 新規アクリレートモノマー  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
  1.6 おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
 2.非アクリル系モノマー・オリゴマー及びポリマー ・・・・・・・・・・・・・・・・・39      岡崎 栄一
  2.1 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
  2.2 光ラジカル重合系材料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
   2.2.1 マレイミド
   2.2.2 ポリエンチオール
   2.2.3 その他
  2.3 光カチオン重合系材料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
   2.3.1 エポキシ
   2.3.2 オキセタン
   2.3.3 ビニルエーテル
   2.3.4 プロペニルエーテル
  2.4 光架橋性ポリマー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48
   2.4.1 光二量化タイプ
   2.4.2 その他
 3.光開始剤  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51    岡英隆・倉久稔・山戸斉・大和真樹
  3.1 光ラジカル開始剤  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
  3.2 ラジカル型光重合開始剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
   3.2.1 一分子反応型
   3.2.2 二分子反応型
  3.3 新しい光ラジカル開始剤  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60
   3.3.1 O-アシルオキシム型光重合開始剤
  3.4 光酸発生剤(PAG) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63
   3.4.1 イオン性光酸発生剤
   3.4.2 非イオン性光酸発生剤
  3.5 光カチオン重合開始剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70
   3.5.1 光増感剤
   3.5.2 CT錯体
   3.5.3 光ラジカル重合開始剤との併用

第3章 硬化装置及び加工技術の動向
 1.UV硬化装置の動向と加工技術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79    木下忍・坂井和宏
  1.1 はじめに
  1.2 UVの基礎技術
  1.3 UV硬化装置
   1.3.1 ランプ
   1.3.2 照射器
   1.3.3 電源装置
   1.3.4 UV照射装置例
 2.EB硬化装置の動向と加工技術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91    鷲尾 方一
  2.1 はじめに
  2.2 EB硬化装置
  2.3 EB硬化装置を使用する際の留意点
  2.4 EB硬化装置の最近の動向
  2.5 長低エネルギーEB装置
  2.6 最近のEB硬化装置
  2.7 おわりに
 3.レーザーと加工技術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104    常見 明良
  3.1 レーザーによる加工
  3.2 エキシマレーザーによる加工技術
   3.2.1 エキシマレーザーの発振原理と種類
   3.2.2 エキシマレーザーによる加工の特徴
   3.2.3 エキシマレーザーによるアニール加工
  3.3 固体レーザー高調波による加工技術
   3.3.1 固体レーザーと波長変換による紫外光発生
   3.3.2 紫外線固体レーザーによる有機樹脂基板の高速ドリル穴加工
   3.3.3 高速加工における加工品質
  3.4 紫外線レーザー加工の今後の展開

第4章 応用技術の動向
 1.缶コーティング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・116    小倉 昭雄
  1.1 はじめに
  1.2 缶の種類と塗装方法
   1.2.1 缶の種類
   1.2.2 缶の塗装方式
  1.3 製缶における塗装硬化システム
   1.3.1 熱硬化システム
  1.4 製缶におけるUV硬化システムの現状
   1.4.1 ピース缶
   1.4.2 2ピース缶
  1.5 製缶におけるUV・EB硬化の今後の展開
 2.粘接着剤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125
  2.1 UV重合粘着技術                     上田 倫久
   2.1.1 製造上の課題
   2.1.2 製品性能上の課題
   2.1.3 UV重合粘着剤の特徴と応用製品       中壽賀 章
  2.2 UV利用(応用)粘接着剤
   2.2.1 UV後硬化粘接着剤                福井 弘司
    (1)光後硬化型粘接着剤とは
    (2)光硬化型粘接着剤の材料構成
    (3)硬化挙動
    (4)光後硬化型粘接着剤のまとめ
   2.2.2 UV後剥離テープの動向             福岡 正輝
  3.UV硬化型離型コーティング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・137    木田 信嗣
  3.1 はじめに
  3.2 背景
  3.3 UV硬化型シリコーンの開発
  3.4 光硬化型シリコーンの化学
  3.5 UV硬化型シリコーンの剥離紙への応用
  3.6 今後の展開
 4.印刷関連材料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・146     奥田 竜志
  4.1 UV/EBインキ市場
  4.2 UV/EBインキの長所・短所
   4.2.1 長所
   4.2.2 短所
  4.3 応用技術の動向
   4.3.1 ハイブリッド型平板UVインキ
   4.3.2 UVフレキソインキ
   4.3.3 カチオン重合型UVインキ
   4.3.4 UV硬化型インクジェット用インキ
   4.3.5 圧着はがき用UVクリアーニス
 5.フレキソ製版材料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・154     小川 展夫
  5.1 はじめに
  5.2 フレキソ印刷版用感光性樹脂
  5.3 フレキソ印刷用感光性樹脂の現状と動向
   5.3.1 段ボール印刷分野
   5.3.2 軟包装印刷分野
   5.3.3 固体紙容器印刷分野
   5.3.4 シールラベル印刷分野
  5.4 おわりに
 6.フラットパネルディスプレイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・162
  6.1 液晶ディスプレイ                    熊野 厚司
   6.1.1 はじめに
   6.1.2 カラーフィルター用カラーレジスト
   6.1.3 ネガ型感光性材料によるLCD用スペーサー材料
   6.1.4 LCD用ポジ型永久膜材料
   6.1.5 ノンラビングプロセス材料としての光配光膜材料
   6.1.6 おわりに
  6.2 その他のフラットパネルディスプレイ
   6.2.1 PDP用リブ材料                  花畑 誠
    (1)リブ形成法
    (2)感光性有機無機ハイブリッド材料による感光性ペースト法
    (2)感光性有機無機ハイブリッド材料によるPDPリブ形成例
   6.2.2 EL用陰極壁材                   柏木 幹文
    (1)はじめに
    (2)フォトリソグラフィー技術
    (3)有機ELディスプレイ
    (4)マトリックス構造
    (5)逆テーパー形状の形成
    (6)フォトリソプロセスマージン
    (7)構造材料としての要求性能
    (8)おわりに
 7.ホログラム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・194     植田 健治
  7.1 はじめに
  7.2 ホログラムの種類と特徴
  7.3 エンボス型ホログラム
  7.4 体積型ホログラム
  7.5 ホログラム記録材料の分類
    7.5.1 フォトポリマー型記録材料
    7.5.2 非光重合型記録材料
  7.6 カラーホログラム
  7.7 光学素子としてのホログラム
  7.8 今後の展望
 8.半導体用レジスト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・202     中野嘉一郎、長谷川悦雄
  8.1 はじめに
  8.2 ArFエキシマレーザ露光用レジスト開発の課題
   8.2.1 (メタ)アクリル骨格ポリマー
   8.2.2 主鎖に脂環基を導入したポリマー
  8.3 F2エキシマレーザ露光用レジスト開発の課題
   8.3.1 ポリノルボルネン・ポリマー
   8.3.2 ノルボルネン-CF3アクリレート共重合体
   8.3.3 フッ素化環状ポリマー
   8.3.4 ノルボルネン-TFEポリマー
  8.4 おわりに
 9.プリント配線板用レジスト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・209
  9.1 液状レジスト                       栗原 弘司
   9.1.1 はじめに
   9.1.2 液状レジストの分類
   9.1.3 液状フォトソルダーレジストの組成
   9.1.4 液状フォトソルダーレジストのプロセス
   9.1.5 環境対応型液状レジスト
   9.1.6 今後の課題と取り組み
  9.2 ドライフィルムフォトレジスト               山寺 隆
   9.2.1 はじめに
    9.2.2 DFPRの構成、組成
   9.2.3 DFPRを用いたプリント配線板の製造プロセス
   9.2.4 DFPRに関する最近の技術動向
   9.2.5 おわりに
 10.光ディスク  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・232     蛯沢 勝英
  10.1 光ディスク分野におけるUV硬化技術
  10.2 光ディスクの種類
  10.3 保護コート用材料と保護膜形成方法
  10.4 接着用材料と貼り合わせ方式
   10.4.1 接着剤の要求特性
   10.4.2 ディスク貼り合わせ方式
   10.4.3 最近の動向
 11.光ファイバ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・241     小宮 全
  11.1 はじめに
  11.2 光ファイバコート材
  11.3 光ファイバコート材の特性
  11.4 光ファイバコート材の硬化度評価法
  11.5 光ファイバコート材の硬化挙動
  11.6 光ファイバコート材の今後の課題
  11.7 おわりに
 12.光造形 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・254     寺本 俊夫
  12.1 はじめに
  12.2 各種積層造形法
  12.3 光造形法
   12.3.1 造形プロセス
   12.3.2 光造形装置
   12.3.3 光硬化性樹脂
  12.4 光造形の用途
   12.4.1 デザインモデル
   12.4.2 ワーキングモデル
   12.4.3 シュミレーション
   12.4.4 医療分野
   12.4.5 型マスターモデル
   12.4.6 光造形による簡易射出成形型
   12.4.7 最近のトピックス
  12.5 おわりに
 13.光学材料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・267      藤本 寿一
  13.1 光学材料としての基本特性
  13.2 光学材料用光重合性モノマーの設計
  13.3 実際の応用例
   13.3.1 眼鏡レンズへの応用
   13.3.2 複合非球面レンズへの応用
   13.3.3 レンズシートへの応用
  13.4 今後の展開
 14.フィルムの表面加工 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・275     西脇 功
  14.1 はじめに
  14.2 フィルム基材
  14.3 UV硬化型コート材
   14.3.1 ハードコート材
   14.3.2 機能性コート材
  14.4 コーティング方法
  14.5 表面加工フィルムの用途例
   14.5.1 タッチパネル
   14.5.2 LCD用反射防止フィルム
   14.5.3 PDP用反射防止フィルム
   14.5.4 その他
  14.6 おわりに
 15.有機/無機ハイブリッド系ハードコート材  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・289     石居 太郎
  15.1 はじめに
  15.2 光反応性微粒子の種類と有機/無機ハイブリッド系ハードコート材
   15.2.1 光反応性微粒子の種類と製法
    15.2.2 シリカ系反応性微粒子を用いた有機/無機ハイブリッド系ハードコート
  15.3 有機/無機ハイブリッド系ハードコート材の性能
   15.3.1 有機/無機ハイブリッド系ハードコート材におけるシリカ系反応性微粒子の効果
   15.3.2 有機/無機ハイブリッド系ハードコート材料の応用例
  15.4 おわりに
 16.粉体UV硬化塗料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・297     川口  之
  16.1 はじめに
  16.2 粉体UV硬化塗装の概要
  16.3 粉体UV硬化塗料に適した光重合開始剤
  16.4 粉体UV硬化塗料における顔料の選択
  16.5 種類による硬化性の違い
  16.6 光源について
  16.7 おわりに
 17.建材 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・307     河添 正雄
  17.1 はじめに
  17.2 建築用UV塗料
   17.2.1 業界の概要
   17.2.2 UV塗料について
   17.2.3 建材塗装システム
  17.3 建材への機能性付与
   17.3.1 床暖対応
   17.3.2 ノンスリップ仕様
   17.3.3 低汚染性付与
  17.4 建築のVOC対策
  17.5 今後の動向と課題

ラドテック研究会のご案内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・314

内容説明

本書は、最新のUV/EB硬化技術を具体的に把握すべく編集企画された。執筆者はいずれも第一線で活躍されている方々である。

目次

第1章 総論(化学素材を見る;露光を見直す ほか)
第2章 材料開発の動向(アクリル系モノマー・オリゴマー;非アクリル系モノマー・オリゴマー ほか)
第3章 硬化装置及び加工技術の動向(UV硬化装置の動向と加工技術;EB硬化装置の動向と加工技術 ほか)
第4章 応用技術の動向(缶コーティング;粘接着剤 ほか)