内容説明
本書は、農業機械学会によって専門を問わない産官学横断の研究会活動を目的に設置されたアクテイ２１プロの１部門として、平成７年度から３年間にわたり活動した「未利用資源研究会」（Ｕ‐ｂｒｅｃｓ）の研究集会『コンポスト化研究の最前線』に参加した大学、行政、民間研究者の中から、現在正にコンポスト化技術の研究・開発・実践に取り組んでいる研究者、技術者らによって執筆されている。研究会活動を通じて特に厳選されたトピックス、即ち、コンポスト化反応のメカニズム、反応制御、機能性の拡張等に必要とされつつ欠落の多かった熱力学的挙動に関する熱的・物理的性質を始めとする基礎から臭気対策や開発の実践例まで、ほぼリアルタイムの情報が盛り込まれている。
目次
第１章 序論
第２章 コンポスト化の基本反応
第３章 反応解析
第４章 バイオ農薬として作用する機能性コンポストの作成
第５章 コンポスト化による生分解性プラスチックの分解促進
第６章 脱臭
第７章 装置の開発状況
第８章 コンポストの評価
第９章 各分野における展開と実施例
第１０章 海外動向
第１１章 課題と将来展望
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