日本人スズキさんちの近所の賑やかでやかましい外国人たち―だから民族バトルはなくならない

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784882181033
  • NDC分類 316.8
  • Cコード C1022

内容説明

なぜ外国人はバトルが好きなのか…!?それは、こんな背景があるからです。世界のキリスト教もイスラム教もユダヤ教もルーツは一つで、仲の悪い兄弟たちだから世界の民族はオギャーと生まれたときからその民族の信仰する神を背負わされているからそれらの宗教は成立時から21世紀の現在まで性懲りもなく反目・対立をつづけているから世界のどんな国のどんな民族も部族も自分たちの神また宗教が世界一だと思っているから他宗教・多民族からケンカを売られたらとことん闘わないと侵略・凌辱されるからだから民族バトルはなくならない。その構図を痛快にお教えするのが本書です。

目次

日本大使館三等書記官スズキ・サトルさん、突然の辞令でスターフィッシュ島に赴任す。
共同会議室での「会合開催日」をめぐり、早くもカンカンガクガクの17人の外国人たち。
アサシン君の居候アラザハル君の“侮辱的昼寝”にヤコブ・ベニヤミン氏、激怒激昂する。
アイザック・リーヴァイ老の若妻デボラ男児出産し、かえって大騒ぎとなる。
日韓共同主催の“懇親ガーデンパーティー”がかえってアダとなり、スズキさん長嘆息す。
三人でワインを飲んでいるうちに神父さんと司祭さんが殴り合いになり、牧師さん閉口する。
国連平和祈念モニュメント建立案で、アサシン君とインド人ガンジー氏激突する。
アサシン君・アラザハル君の1日五回のお祈りに、リーヴァイ老、ついに堪忍袋の緒が切れる。
ナンシーとリズ、タンクトップ姿を非難され、「女性の人権問題」でハメイニ老に逆襲する。
マッケイ氏の息子とギルバート氏の娘が恋仲になり、両家、絶交状態に陥る。

著者等紹介

遠山ロバート・レイノルズ[トオヤマロバートレイノルズ]
1956年、日本人の父とスコットランド系アメリカ人の母との間にニューヨーク市で生まれる。13歳から18歳までの5年間を日本で過ごし、両親とともに帰米。米ノースウェスタン大学で比較文化論を学ぶ。現在、日本および東南アジア各国を精力的に取材旅行中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ASKA

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これを読むと、改めて、日本って民族問題も宗教問題もほとんど無い、変わった国なんだなぁとおもいます。本自体はお馬鹿ですが、読みやすいので、宗教とかが苦手な人でも大丈夫だと思います。2009/10/04

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