中山博道有信館

中山博道有信館

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882180487
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0075

内容説明

学校剣道に先行して道場剣道が主流をなした時代がかつてあった。東京・本郷にあった有信館は、神道無念流根岸信五郎の後継者となった中山博道がながく主宰した道場で、剣道・居合道・杖道、あわせて三道の範士だったかれの門下からは、明治(後期)・大正・昭和(前期)にわたって多くの俊秀が巣立ち、わが国の剣道界に一大剣脈を形成した。この有信館を舞台に、剣道に情熱をかけた有名無名の剣士たちの若き日のロマン。

目次

木挽き剣術
本心一刀流
泣くな五郎蔵
坐れるか、桂川
陰陽
鬼は外
鬼払い
猫の忠次郎
兵法者、土佐へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

UMA

1
Wikipedia「斎藤一」の項目で出典元に挙がっていたので購入。「猫の忠次郎」という40ページ足らずの短編の半分程に渡って、謎の老人として藤田五郎(らしき人物)が出てくる。物語全体は様々な取材に基づいたノンフィクションであるとされているがこの老人の語った内容が実際のものであったかは不明である。が、神道無念流へのこだわり、己の流派に対する言及、何より(あまりに実践的過ぎる)突きの指南を、かつての剣術師範頭であった"彼"が明治の世に生きる若き剣士に伝えたものだと信じたい。2011/09/11

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