感想・レビュー
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テツ
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「私がその方の代わりに参ります。私はカトリックの神父です。妻も子供もおりませんから」 アウシュビッツの聖人コルベ神父が召された日。見せしめのための餓死刑に選ばれ妻と子供がいるんだと泣き崩れた見ず知らずの他人の代わりになったコルベ神父。戦争は人間の極致を浮かび上がらせる。善も邪悪も人間が追い詰められた極限状況で各々の心から生まれる。いつかもしこれと同じ状況になったら僕はコルベ神父になれるだろうか。自分が選ばれなかったことに安堵するだけなんだろうか。2018/08/14
