出版社内容情報
長崎で原爆にあった17歳の夏が、著者の生涯を決める原点となった。修道生活の日々を告白した自分史。・・・・・長崎・原爆の日、廃墟の丘でふしぎと生かされていた17歳の私は、この世の壊れゆく現実のなかに、神の声が聞こえて来たかのように思う。燃えさかる多くの死体を見たとき、頭上に神の光が閃いたように思う。「この世で何が大切か、これからの人生で学びなさい」以来、カトリック修道士となって、価値観を変えて殉教者二十六聖人のひとり、聖トマス小崎の名前をいただいて牛歩の歩みを続けてきた。 260頁 (108)
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- 和書
- 直前版試験用紙版原付免許