感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バリバリブラック
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アウシュビッツで他人の身代わりとなって死んだコルベ神父の長崎時代の物語。 いきなりこの本から読むのではなく、遠藤周作の「女の一生 第二部」などを読んでコルベ神父の最期がどんなものであったのか知ってから読むと興味深くて良いと思う。 自分はクリスチャンではないけれど長崎の友人を通してキリスト教というものに興味を持っていて、コルベ神父も昔から知っていたがこの本を読んでまた長崎に行きコルベ神父の足跡をたどりたいと思った。 クリスチャンのいう「愛」とは本当に大きいものだと感じた。2013/01/09