出版社内容情報
戦中の幼児体験である「炎の記憶」。いかなる平和論に勝る迫真の五行歌テーマは広く、春夏秋冬、恋、人、戦争、いのちと地球、生活、社会、旅など総合的な思いの深さ。
この中でも、戦争体験の五行歌が、歴史を伝える迫真の五行歌となっている。
「好きでつくってきた短歌でしたが、五行歌でないとつくれない歌がある、と感じたのです。戦争の記憶などは五行歌に出会えて迸るように形になっていきました」とあとがきで語る。
?樹 郷子[タカギ サトコ]
著・文・その他
目次
降る花びら
風をもらった
炎の記憶
風の箱
メリーゴーランド
魚たちの星空
光降らせている
渾身の赤
金色の雨
六十年分の青空より
木が匂う
白いつぶて
雲の住み処
花びらのような足紋
あいすくりん
著者等紹介
高樹郷子[タカギサトコ]
1940年兵庫県西宮市生まれ。5歳で京都へ。1958年京都府立朱雀高校卒業。10代から短歌をつくりはじめ23歳で短歌結社「童牛」同人。25歳で東京へ移り、以後東京、神奈川に住む。現在横浜市在住。1999年五行歌の会入会。会員から同人に。青葉五行歌会、都筑五行歌会代表。五行歌以外に童話唱歌を歌う会など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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