出版社内容情報
五行歌創始者草壁焔太のこの十年の珠玉の歌、416首!草壁焔太第四歌集、ついに刊行! 最も多作で最も意欲的だったまる十年を三十分の一に凝縮。未発表作、大幅改作54首。
この十年の作品は、これまでのものより信念を強め、明るい作品になった、と語る。作品42首は自筆。
草壁 焔太[クサカベ エンタ]
著・文・その他
内容説明
詩歌、とくに五行歌は自分自身を作っていくこと、という著者の主張が、作品としてこの歌集に篭められている。宇宙、自然、人、異性、世に対う著者の思いの鋭さ、直截さが、光ることばとして、訴える!五行歌創始者、草壁焔太のこの十年の珠玉の歌、四一六首。
目次
1 海山
2 思い
3 春
4 宇宙
5 鳥
6 心
7 妻
8 岬
9 桜
10 志
11 木の実
12 蛍
13 浜
14 母
15 山
16 花
17 秋
18 生
19 氷原
20 旅
21 世
著者等紹介
草壁焔太[クサカベエンタ]
1938年3月、旧満州大連に生まれ、9歳のとき小豆島に引揚げる。東京大学文学部西洋哲学科卒、この間17歳のとき前川佐美雄の『日本歌人』に入門、19歳のとき、五行歌を発想、新聞社に勤めたが、その後職を転々としながら詩歌を書く。詩集に『ほんとうに愛していたら』、『肉のきずなを断つときは』などがある。『絶唱』『湖上』『詩壇』の詩歌誌を創刊、49歳のとき五行歌にすべてをかけることを決意、54歳で五行歌集『心の果て』を出し、1994年、五行歌の会を創立、『五行歌』を創刊して五行歌の普及に努めた。五行歌入門書、編著による五行歌集など多数
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