内容説明
私はなぜ“ホリエモン”になりそこねたか。上場寸前プロの詐欺集団にパクられた若きIT起業家痛恨のドキュメント。
目次
創業以前
ストリーミング
スタートアップゲーム
ステップアップ
資本政策
発展と暗躍
株式公開
世界放送
M&A
生と死
信用詐欺
警察機構
モラルハザード
悪人の論理
マスメディア
エピローグ
著者等紹介
小野寺隆[オノデラタカシ]
1976年12月12日生まれ。株式会社アクティビジョン代表取締役社長。ストリーミングインフラの技術開発を行う会社として創業。株式公開を目前にして、突然の破綻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あっきぃ
2
詐欺とは、あとから見ればなんてことはなくても、渦中にあってはだまされものなんだろうなー。2012/08/04
wang
2
後半は参考になる。『社長失格』は銀行がどれほど嫌らしい機関であるかが描かれていたが、ここでは警察・郵便局・労基署・裁判所などにどのような欠陥があるかと、犯罪者がそれをどのように利用するかが詳しい。「稀代の詐欺師に騙された」と著者は言うが、客観的事実を見れば誰が見てもおかしなことばかりで騙される方がおかしい。とくに、誰が見てもアンダーグラウンドな人間を信用してしかも巨大な権限を与えたことは信じられない。しかし著者以外にも多数の人間が騙されていたと書かれているので、明らかな間違いを正しいことと信じさせる話術か2009/05/04
Wahaha
1
信用詐欺の恐ろしさが克明に記された本 読者は詐欺の被害にあったということを知っているというバイアスがある状態で本章を読むので、「あー、なんでそこでつっこまないかなぁ」「えー、そんな大事な人をやめさせちゃうの。権限集中しちゃうじゃん」と客観的にみれるが、著者は事業運営中なので全員を信用したうえで会社の成長を考え判断して行動していることが文中から読み取れる。また、郵便制度、裁判制度を根本から揺るがす事件もあり、本当に許されるのこれ?といった事件がありこの時代にTwitterがあれば、相当ばずっただろう。2019/03/28
yeahne
1
とある小説家の中の人?という噂あり。2012/06/06
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