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映画の母性―三益愛子を巡る母親像の日米比較

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784882029809
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

出版社内容情報

アメリカ留学経験を持つ著者が、戦後ヒットした「母もの映画」の主演女優であった三益愛子の虚像と実像に焦点を当て、大映映画の果たした役割と時代を読み解く初の書。

内容説明

「ラマーズ法」という夫婦協力の出産を日本に導入、母性を支援してきた著者が、母性イデオロギーの源泉を、大映映画の「母ものシリーズ」とアメリカ映画に探索し、映像パワーを検証する初の本格的な映画の母性論。

目次

第1章 母ものシリーズの特性
第2章 母親イコンのヴァラエティ
第3章 母もの映画の受容
第4章 主演女優の実像
第5章 実像と虚像の交差
第6章 ハリウッドの母親イメージ
第7章 日本の母の転身からフィナーレへ

著者等紹介

水口紀勢子[ミナグチキセコ]
帝京大学教員。芸術学博士。津田塾大卒業後、マウントホリョク・カレッジ大学院を経てニューヨーク州立大英文科にてMA取得。英米文学・英語教育・映画学・出産教育の学会発表・論文・講演の他に様々な著書と翻訳書がある
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