出版社内容情報
日常生活から消えた文語体に固執する俳句に異論! ふだん着のことばで文学としての俳句を問う。「俳句往来」を創刊主宰し、口語体俳句を志向する著者は、文語体の「や」「かな」「けり」を捨ててこそ、口語体による俳句に魂が入るとの立場である。
本書の第一部・口語体俳句論は、明治26年まで神とされていた芭蕉を、神の座から人間の座に据え直し、真の文学の確立と俳句の近代化に生涯を捧げた正岡子規をはじめ、明治から現代に至るまでの多様な俳人たちの苦労と足跡を追い、その中で短歌革新運動や口語自由詩、さらに古川柳にも触れながら、口語体俳句論を展開する。
また第二部の句集『ちょっとした町で』(山崎ひさを序文)は、25年間に作った口語体俳句の成果である。
内容説明
今では俳句は国民的な広がりを見せ、俳句に親しんでいる人が一千万人にも達しているといわれる。口語体俳句を志向する著者は、日常生活から消えた文語体の「や」「かな」「けり」を捨ててこそ、口語体による俳句に魂が入るとの立場だ。第一部の口語体俳句論は、明治二十六年まで神とされていた芭蕉を、神の座から人間の座に据え直し、真の文学の確立と俳句の近代化に生涯を捧げた正岡子規をはじめ、明治から現代に至るまでの俳人たちの苦労と足跡を追い、その中で短歌革新運動や口語自由詩、さらに古川柳にも触れながら、口語体俳句論を展開する。また第二部の句集『ちょっとした町で』は、二十五年間に作った口語体俳句の成果である。
目次
第1部 口語体俳句論―「や」「かな」「けり」捨ててこそ(ふだん着の文学;神から人間芭蕉へ;短歌革新運動;大正モダニズム;新興俳句運動;俳句第二芸術論;「や」「かな」「けり」を捨ててこそ)
第2部 口語体句集―ちょっとした町で
著者等紹介
中井三好[ナカイミヨシ]
南天山房主人。東京都在住。1937年(昭和12)、富山県に生まれる。『河』入会、角川源義の指導を受ける。『河』同人、『人』同人を経て、1978年(昭和53)、『俳句往来』を創刊主宰、同時に口語体俳句の模索を始める。俳人協会々員
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