出版社内容情報
社会改革の推進力としてのCIOに光を当てる! 団結権、団体交渉権が法的に保障された1930年代。主要産業部門での組合組織率を高め、運動を推進したCIOは30年代アメリカの“主役”の一つでもあった。その形成と展開の再検証。
◆収録目次◆第Ⅰ部 CIO史の諸問題/1章 ニューディール以前のアメリカ労働運動/2章 大恐慌とニューディール/3章 CIOの成立/4章 初期CIOの政治経済観/5章 第二次大戦期のCIO/6章 CIOの南部組織活動/7章 CIOの「共産系」組合追放/8章 「オペレーション・ディクシー」の終了/9章 AFLとの合同◆第Ⅱ部 CIO史の周辺/1章 労働運動と政治活動/2章 アメリカにおける社会主義の問題/3章 ニューディール期における労働党運動/4章 進歩党について/5章 ハイランダー・フォーク・スクール――「南部CIO学校」から「公民権学校」へ
◆収録目次◆第Ⅰ部 CIO史の諸問題/1章 ニューディール以前のアメリカ労働運動/2章 大恐慌とニューディール/3章 CIOの成立/4章 初期CIOの政治経済観/5章 第二次大戦期のCIO/6章 CIOの南部組織活動/7章 CIOの「共産系」組合追放/8章 「オペレーション・ディクシー」の終了/9章 AFLとの合同◆第Ⅱ部 CIO史の周辺/1章 労働運動と政治活動/2章 アメリカにおける社会主義の問題/3章 ニューディール期における労働党運動/4章 進歩党について/5章 ハイランダー・フォーク・スクール――「南部CIO学校」から「公民権学校」へ
内容説明
労働者の団結権、団体交渉権が法的に保障され、組合組織率を高め、労働運動が発展し、民主化が進展した1930年代アメリカの“主役”の一つに迫る。
目次
第1部 CIO史の諸問題(ニューディール以前のアメリカ労働運動;大恐慌とニューディール;CIOの成立;初期CIOの政治経済観;第二次世界大戦期のCIO ほか)
第2部 CIO史の周辺(アメリカ労働運動と政治活動―学説史的検討;アメリカにおける社会主義の問題;ニューディール期における労働党運動;一九四八年の進歩党について;ハイランダー・フォーク・スクール―「南部CIO学校」から「公民権学校」へ)
著者等紹介
長沼秀世[ナガヌマヒデヨ]
1937年生まれ。1960年東京都立大学人文学部卒業。1962年一橋大学社会学研究科修士課程修了。1966年同博士課程単位取得後退学、この間、ウィスコンシン大学留学。1966年以後、津田塾大学講師、助教授を経て教授となり、現在に至る。この間、ミシガン大学、ニューヨーク市立大学、ノースカロライナ大学において研究員。社会学博士
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