出版社内容情報
全く異なったジャンルに属す作品群の故に、総体的な作家論が少ない中で、“形而上的問いかけ”をキーワードにその本質を解明した論争を呼ぶ、刺激的なブロンテ論。
内容説明
それぞれ別々のジャンルに属し、異質性を持っていたエミリの詩歌、仏語のエッセイ、小説などの作品に通底する形而上的問いかけの本質に迫る。
目次
第1章 詩への緒言
第2章 第一期・一八三六年‐一八三七年後半
第3章 第二期・一八三七年‐一八四一年
第4章 第三期・ブリュッセル一八四二年二月十五日‐十一月六日
第5章 第四期・一八四三年‐一八四八年
著者等紹介
グナッシア,ジル・ディックス[グナッシア,ジルディックス][Ghnassia,Jill Dix]
ハートフォード大学準教授。シャーロット・ブロンテ、パーシー・B・シェリー、芥川龍之介、メアリ・ウォルストンクラフト、エドマンド・バークに関して論文多数
中岡洋[ナカオカヒロシ]
駒沢大学教授。ブロンテ文学を専攻
芦沢久江[アシザワヒサエ]
静岡英和学院大学短期大学部教授。ブロンテ、児童文学、比較文化、ヴィクトリア朝文化などを研究
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