出版社内容情報
ピカソの『ゲルニカ』で知られるバスクにおけるスペイン内戦の実態と諸相。左右の対立に加え、バスク民族主義が大きくかかわった複雑な内戦を多角的に解明する。
内容説明
ゲルニカは今、世界の平和センターになった!スペイン内戦を戦ったバスク。その中でゲルニカの悲劇はおこった。それは無辜の市民を大量に殺す20世紀型の戦争の始まりだった。戦争と平和、左右の対立、民族主義、現在への視点。
目次
第1部 バスクにおけるスペイン内戦(内戦まで;内戦の始まり;ギプスコアの戦い;ビスカヤの戦い ほか)
第2部 内戦をめぐる諸相(ゲルニカの死者;スペイン第二共和国におけるカトリック教会とバスク;バスク児童の集団疎開;ウナムノとスペイン内戦 ほか)
著者等紹介
狩野美智子[カノウミチコ]
1929年東京浅草に生まれる。1956年慶応義塾大学史学科西洋史卒業。1956~1983年公立中学校、定時制高校で社会科教諭
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