市場経済移行諸国の理想と現実―グローバリゼーション下の可能性

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  • サイズ A5判/ページ数 323p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882028185
  • NDC分類 332.3
  • Cコード C0033

出版社内容情報

西欧型グローバリゼーションと米国型グローバリゼーションの狭間で揺れる市場経済移行諸国、EU周辺国における1990年代のグローバリズムによる諸問題を整理するケーススタディを通して、オルターナティブの提示を試みる刺激的論集。

◆収録目次◆
1章 スティグリッツのワシントン・コンセンサス批判
2章 市場の選択と政府の役割 
3章 市場経済移行国における中小企業育成政策金融 
4章 移行経済国における民営化の研究 
5章 エジプトの民営化と民間投資 
6章 ポーランドの産業構造の変貌 
7章 ハンガリーの民営化の見直しと工業団地開発 
8章 ルーマニアの産業政策 
9章 ブルガリア経済開発  
10章 カザフスタンにおける投資と金融の現状と課題 
11章 拡大EU:中東欧、地中海沿岸諸国に対するユーロの浸透  
12章 EU拡大と東欧における地域協力 13章 市場経済移行とEUとの統合の影響

内容説明

西欧型グローバリゼーションと米国型グローバリゼーションの狭間で揺れる市場経済移行諸国、EU周辺国における1990年代のグローバリズムによる諸問題を整理するケーススタディを通して、オルターナティブの提示を試みる刺激的論集。

目次

第1部 市場経済移行諸国における政策と方法(スティグリッツのワシントン・コンセンサス批判;市場の選択と政府の役割―ポーランド移行経済10年、市場は何を選択したか?;市場経済移行国における中小企業育成政策金融 ほか)
第2部 市場経済移行諸国の移行過程と諸問題(前期移行経済―エジプトの民営化と民間投資;ポーランドの産業構造の変貌;ハンガリーの民営化の見直しと工業団地開発 ほか)
第3部 拡大EUと周辺、市場経済移行諸国(拡大EU:中東欧、地中海沿岸諸国に対するユーロの浸透;EU拡大と東欧における地域協力;市場経済移行とEUとの統合の影響―ハンガリー農業セクターのケース)

著者等紹介

今井正幸[イマイマサユキ]
1971年~1973年フランス国費留学パリ大学1(ソルボンヌ。パンテオン)。1976年博士号(開発経済学)授与。1977年~1987年海外経済協力基金。1987年~1997年開発コンサルタンツ。1997年~現在、日本福祉大学経済学部教授(開発経済学、国際援助、開発金融)。2000年~2001年フランスポウ総合大学留学

和田正武[ワダマサタケ]
1966年~1992年通商産業省。1992年~現在、帝京大学経済学部教授(経済政策、産業政策)。1997年~1998年ポーランド政府経済大臣顧問として同国に赴任

森彰夫[モリアキオ]
1981年~1983年ハンガリー(ブダペスト経済大学)に政府留学。1992年~1995年ライオグランド大学日本校(米国大学)国際関係学科専任講師(国際関係論など)。1998年博士号(政治学)授与。1996年~1999年海外経済協力基金開発援助研究所。1999年~現在、国際協力銀行開発第3部。2000年~現在、玉川大学文学部英米学科非常勤講師(国際関係入門など)

ヘドヴィグ,ロジュニョイ[ヘドヴィグ,ロジュニョイ]
1995年~1997年東京大学大学院総合教育科学研究科比較教育社会学研究生。1997年~現在、名古屋大学大学院国際開発研究科国際開発専攻博士課程。2003年9月Ph.D.(国際開発学)取得予定。2002年(財)名古屋国際センター国際交流課第30代なごや民間大使
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