出版社内容情報
「三種の神器」とは何か! “渡邊史学”ともいうべき民族言語学的方法による古代渡来王朝の秘密を解き、その形成と衰退を描くとともに、明治維新での権力の復活、そして大日本帝国の崩壊による権力の喪失過程を通して天皇の歴史と本質に迫る。
オリエンテーション─歴史は民族史であるべきだ。第1章 三種の神器。第2章 扶余族辰王朝の成立─満・韓時代(前2世紀~252年)。第3章 辰王分国、大倭王朝の形成と滅亡─古墳時代前期(252~360年)。第4章 辰王・応神王朝─古墳時代中期(360~507年)。第5章 百済弟国王朝─古墳時代後期(継体507~斉明661年)。第6章 百済弟国王朝の自立と衰退へ─天智662~武家政治1862年まで。第7章 天皇権力の復活─孝明天皇攘夷1846~世界戦争敗戦1945年。第8章 天皇権力の衰退・喪失─敗戦・GHQ占領1945~現在。終章 国民の潜在意識
内容説明
三種の神器とは何か!渡来王朝の秘密を解く。
目次
オリエンテーション 歴史は民族史であるべきだ
第1章 三種の神器
第2章 夫余族辰王朝の成立(満・韓時代前二世紀~二五二)
第3章 辰王分国、大倭王朝の形成と滅亡(古墳時代前期二五二~三六〇)
第4章 辰王・応神王朝(古墳時代中期三六〇~五〇七)
第5章 百済弟国王朝(古墳時代後期継体五〇七~斉明六六一)
第6章 百済弟国王朝の自立と衰退へ(天智六六二から武家政治一八六七まで)
第7章 天皇権力の復活(孝明天皇攘夷一八四六~世界戦争敗戦一九四五)
第8章 天皇権力の衰退・喪失(敗戦・GHQ占領一九四五~現在)
終章 国民の潜在意識の改革―結論にかえて
著者等紹介
渡辺光敏[ワタナベミツトシ]
山梨師範(現山梨大学)卒。日本民族学会、日本地理学会会員。元韓国国立公州大学校客員講師、同大学百済文化研究所客員。東南アジア全域に渡る調査旅行(18回)。最近はヨーロッパへも調査の対象を広げている。また、百済義慈王と太子隆の陵墓を中国より移し、日本在住の子孫を祭主とした
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