出版社内容情報
大津事件で有名なロシアの最後の皇帝、ニコライ二世の寵愛……戦勝に沸く日露戦争下の捕虜ステッセル将軍の接待役……長崎でホテル経営者として活躍し、極東艦隊の乗組員から〈我らがマーチ(母)〉呼ばれ、明治・大正をたくましく生き抜いた女傑「道永エイ」の波瀾に満ちた生涯を、新資料を基に描く感動のドラマ!
1 幻のホテル
2 一家離散
3 長崎のおロシア租界地
4 新天地を求めロシアへ
5 上海へ、そしてホテル完成
6 皇太子ニコライ二世の長崎訪問
7 おロシアおエイの光と影
8 ステッセル将軍の接待役
9 ホテルの再建
10 おエイの足跡
関連年表
参考文献
内容説明
ロシア皇太子の寵愛、日露戦争の宣誓捕虜の将軍の接待役…長崎の地でロシア艦隊と深くかかわり、ホテル経営者として明治、大正を生き抜いた女性の波瀾の生涯。
目次
第1章 幻のホテル
第2章 一家離散
第3章 長崎のおロシア租界地
第4章 新天地を求めてロシアへ
第5章 上海、そしてホテルの完成
第6章 皇太子ニコライ二世の長崎訪問
第7章 おロシアおエイの光と影
第8章 ステッセル将軍の接待役
第9章 ホテルの再建
終章 エイの足跡
著者等紹介
白浜祥子[シラハマショウコ]
長崎市出身。長崎市私立活水中学、高校を卒業。京都市私立池坊短期大学華道専門学院付設研究科・ゼミナール科卒業。晩年の福田清人氏の口述筆記を手伝う。長崎日ロ協会会員。関西日露交流史研究会準会員
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