教科書が教えない日韓関係2000年―地域史としての日本と韓国

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  • サイズ B6判/ページ数 361p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784882027218
  • NDC分類 210.18
  • Cコード C0020

出版社内容情報

 代から現代まで、日本列島と朝鮮半島の関係史を複眼的に見る通史の労作!
 35年間にわたる日本の植民地支配は、両民族間に計り知れない傷跡を残した。その溝は「教科書問題」に象徴されるように、歴史認識の相違として新世紀に入っても尾を引いている。政治的・経済的妥協による関係修復を図ったとしても、双方が自民族中心主義史観による歴史意識を持ち続ける限り、真の友好関係と相互理解は難しい。そうした基本的認識から、北東アジア史とも言うべき視点から古代史像を展開し、中世・近世の日朝関係、明治以降の朝鮮政策、戦後の朝鮮・韓国の歩みと日本の関係を分かりやすく叙述。未来志向の両国関係を築くための“たたき台”的通史の登場。

内容説明

35年間にわたる日本の植民地政策は、両民族間に計り知れない傷跡を残した。その溝は「教科書問題」に象徴されるように、新世紀に入っても尾を引いている。政治的・経済的妥協による関係修復を図ったとしても、双方が自民族中心主義史観による歴史意識を持ち続ける限り、真の友好関係と相互理解は難しい。そうした基本的認識から、北東アジア史とも言うべき視点から古代史像を展開し、中世・近世の日朝関係、明治以降の朝鮮政策、戦後の朝鮮・韓国の歩みと日本の関係を分かりやすく説く。

目次

1章 日本と朝鮮との民族的・文化的な比較
2章 古代朝鮮民族の形成
3章 日本古代史における朝鮮の重み
4章 日本の中の朝鮮
5章 中世から近代までの日本と朝鮮の関係
6章 近代朝鮮に対する日本の対応
7章 戦後の朝鮮の変革と対日関係

著者等紹介

沢田洋太郎[サワダヨウタロウ]
1927年東京府豊多摩郡(現渋谷区)原宿に生まれる。1948年第一高等学校理科甲類卒業。1951年東京大学法学部政治学科学卒業。同年東京都公立高等学校教諭となる
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