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出版社内容情報
メリメの名作『カルメン』のもう一人の主人公、カルメンに殺されたドン・ホセのモデルとは誰か? 今も語り継がれる伝説の義賊の生涯を、アンダルシアの山野に追った文学紀行!「私が初めてホセ・マリアの生地ハウハと、彼の最期の地となったアラメダを訪れたのは、1997年のセマナ・サンタの頃である。以来2001年の6月まで、私は毎年彼の足跡を追ってアンダルシアの山野を彷徨い歩いた。…二年ほど前からそれら隣接する町が連帯して彼の業績を称える?キャンペーンに乗り出した。そしてパンフレットやポスターを作成し、ゆかりの地には絵入りの立て看板を立てたりしているのだ。…今になって何かが起こりつつあると思われるのだが…」(本書「あとがき」より)
内容説明
『カルメン』のもう一人の主人公ドン・ホセのモデルとは?アンダルシアの山野を駆け巡った、今も語り継がれる伝説の義賊の生涯を追う文学紀行。
目次
プロローグ グラナダの光と影
1 山賊への道
2 アンダルシア征服の夢
3 シェラ・モレナの王
4 ロンダ山系のプエブロ
5 革命への共鳴
6 山賊への国王の恩赦
7 ホセ・マリアの最期
エピローグ ホセ・マリアの末裔たち
著者等紹介
永峯清成[ナガミネキヨナリ]
1932年、名古屋市生まれ。日本ペンクラブ会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。