出版社内容情報
ケイリン、オリンピック出場記念出版! 取材で競輪の魅力にはまった新聞記者が、最も人間くさい知られざる 集団の内側を徹底取材した異色のスポーツ物語。「競輪の魅力は何ですか、とよく聞かれる。人間が走るから競輪は面白い、と答えることにしている。競輪はそれぞれが思惑をもって九人で走るから面白いともいえる。つきつめて考えると、やはり人間がそこにいるから面白い ということになるだろう」(松垣透)
収録内容
1 師弟の戦い―伊郷デニスと師匠菅野浩司
2 誰よりも競輪を愛する人々―先行の神様、高原永伍・トップ選手、吉岡稔真の苦 悩・もうひとりの神様、松本勝明・親子三代の競輪選手、小林一家・実況中継アナンウサ ー、西山栄一・審判一筋、今泉正夫・田中誠の偽者が現れた、競輪CMマン、横手晃、グ リンドーム前橋の設計者、小林
3 予想屋の流儀――小松政教の生き方
4 函館の予想紙「オール競輪」の戦い
内容説明
誰が競輪を一番愛しているのか!?新人のデビューと師匠の厳しい眼、トップ選手の苦悩、引退した名選手、予想屋の流儀、競輪新聞の舞台裏…最も人間くさいスポーツ集団の内側を描く。
目次
1 師弟の戦い―伊郷デニスと師匠菅野浩司(デビュー戦;八二期、六九番目の卒業生;サッカーから競輪へ ほか)
2 誰よりも競輪を愛する人たち(先行の神様、高原永伍;トップ選手、吉岡稔真の苦悩;もうひとりの神様、千三百四十一勝の松本勝明 ほか)
3 予想屋の流儀―小松政教の生き方(競輪の奥深さ;「予想は力なんです」;数字がすべての世界 ほか)
4 函館の予想紙「オール競輪」の戦い(地元の有名人、高橋一家;巨費を投じて高速輪転機を導入;選手としての過去を引きづりながら ほか)