出版社内容情報
もっとも豊かな植民地インドシナの主権を維持したいフランス。援 ルート遮断から南方進出をもくろむ日本。インドシナ半島を舞台に展開された日中戦争・太平洋戦争期の軍事・外交、経済の知られざる“日仏協力”の実態を国際関係の視点から実証的に検証する労作。
第1部
第1章 日中紛争と仏印――援蒋ルート問題を中心に―
第2章 「日仏協力」の起源
第3章 「日仏協力」の制度的形成
第4章 北部仏印進駐後にフランスが戦った対外紛争と南部仏印進駐への影響
第二部
第1章 太平洋戦争開戦後のフランス領インドシナ
第2章 「日仏協力」の実際
第3章 対独協力との比較
第4章 仏印以外のフランス領等における「日仏協力」
終 章 日仏協力のバランス・シート
内容説明
日本軍の仏印進駐は日仏両国の“思惑の一致”!?もっとも豊かな植民地インドシナの主権を維持したいフランス。援蒋ルート遮断から南方進出をもくろむ日本。日中戦争・太平洋戦争の知られざる“日仏協力”の実態を国際関係の視点から検証する労作。
目次
日中紛争と仏印―援蒋ルート問題を中心に
「日仏協力」の起源
「日仏協力」の制度的形成
北部仏印進駐後にフランスが戦った対外紛争と南部仏印進駐への影響
太平洋戦争開戦後のフランス領インドシナ
「日仏協力」の実際
対独協力との比較
仏印以外のフランス領等における「日仏協力」
日仏協力のバランス・シート