オフサイド・ブックス
廃車幻想―ポンコツ車からみえた「昭和」

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 21cm
  • 商品コード 9784882026297
  • NDC分類 537.92
  • Cコード C0372

出版社内容情報

廃墟ブームの先駆者である写真家・丸田祥三による「自動車廃墟写真」+エッセイ。パブリカ、ミゼット、ダットサンブルーバード、トヨペットクラウン等、高度経済成長を駆け抜け捨てられたポンコツ車、空き地から「昭和」の風景がみえる。
「昭和30~40年代はマイカー時代の幕開けであり、大量消費時代の幕開けでもありました。鳴り物入りで大宣伝され、幸せの象徴として各家庭にやってきたマイカーも、数年でポンコツよばわりされ、惜しげもなく、町はずれや河原に捨てられていきました。それが「原風景」として脳裏に焼きついている人は、案外多いのではないでしょうか。リストラ時代となり、人間が使い捨ての製品のようになってしまった今、捨てられた懐かしの車たちをみながら過去を振り返り、そこから何かをとらえかえす時期にきているのではないでしょうか」(著者によるPR文より)

内容説明

本邦初!自動車廃墟写真+エッセイ。

目次

朽ち果てた童話
冬のサイレン
“パブリカ”のある風景
“HONDA”幻想
“天道虫”の旅
“蝉”のぬけがら
ランドセルとカミナリ親父
鉄くずの記憶
台所用品のようなトラック
“秘密基地”にて
“つげ漫画”の情景へ
カギっ子のいる風景
丙午の記憶
一九七七・バス少年の旅
瓶ジュースのあった頃
光化学スモッグの季節
“郷愁”のダットサン
“ゼロ戦”と国産車
御料車のトランクには
白いセダンの時代へ…

著者等紹介

丸田祥三[マルタショウゾウ]
写真家。1964年東京都新宿区生まれ。71年和光小学校入学。87年和光大学卒業。東映株式会社テレビ事業部勤務の後、独立。94年に写真集『棄景―廃墟への旅』で日本写真協会新人賞受賞。主に、懐かしい町並み、少女、廃線、廃墟などを撮影する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mustang

0
私と同い年の作者が小中学生の時に撮りためた廃車写真集。とても琴線に触れた。昭和の香りがプンプン。写真のセンスが素晴らしい。2011/05/22

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