出版社内容情報
歌謡界、芸能界を超えた〝一億総一発屋化〟とは？ 逆襲に賭ける一発屋、一発屋「新人」戦、ほか登場人物５００名以上の壮絶な闘いをユーモラス＆しみじみと描く。
●ＰＡＲＴ１ 21世紀「一発屋」原論＝そして、みんな「一発屋」になった――聖域なき｢一 発屋｣改革!?
●ＰＡＲＴ２ ｢一発屋｣はこうして逆襲する＝その１、裏方でリベンジ
芸能界「あの人は今」の椅子取りゲーム
●ＰＡＲＴ３ ｢一発屋｣はこうして逆襲する＝その２、「元アイドルのヌード」という逆襲 法
Ｂ級グループからの脱出
●ＰＡＲＴ４ 第一回｢一発屋｣復活祭＝輝く！日本「一発屋」大賞
「一発屋」だけの紅白歌合戦
●ＰＡＲＴ５ ２００１年｢一発屋｣への旅＝沖縄「一発屋」紀行
●ＰＡＲＴ６ 音楽史にのらない｢ニューミュージック｣批評＝Ｊポップになれなかったニュ ーミュージックほか
内容説明
逆襲に賭ける一発屋、一発屋「新人」戦、Ｊポップになれなかったニューミュージック…ほかニセ感動を笑いとばす２１世紀最初の一発。
目次
２１世紀「一発屋」原論
「一発屋」はこうして逆襲する
第一回「一発屋」復活祭
２００１年「一発屋」への旅
音楽史にのらない「ニューミュージック」批評
著者等紹介
宝泉薫［ホウセンカオル］
１９６４年、岐阜県生まれ。早大除籍後、ミニコミ『よい子の歌謡曲』発行人を経て、著述業に。『音楽誌が書かない「Ｊポップ」批評』（隔月刊・宝島社）などで執筆中
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感想・レビュー
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印度 洋一郎
2
楽しい！一発屋というテーマでここまで語り尽くせるものなのか！一発屋を生み出す現代の世相、一発屋のアイドルや子役の復活劇、ヌードや声優というサバイバルの道、そして妄想企画「一発屋紅白」などなど、楽しすぎる一冊。今じゃすっかり性格俳優として定着している田中要二も「HERO」で注目された"一発屋の新星"として登場し、三原じゅん子とコアラ夫妻も復活する一発屋として紹介されている。そんな中、毎回のように登場しているアラジンの高橋兄はやはり一発屋界の重鎮だ。「ジャンル自体が一発屋」というニューミュージック論も面白い2014/07/19
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