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内容説明
黄金時代を彩るスペイン・ハプスブルク王家―夢紀行。
目次
序章 「マルガリータ」に魅せられて
第1章 輝けるイサベル女王
第2章 フアナ・ラ・ロカ、狂女王
第3章 日没なき帝国、カルロス1世登場
第4章 黒づくめの帝王、フェリペ2世
第5章 信仰の画家、エル・グレコ
第6章 フェリペたちとたくさんの肖像画
第7章 画家ベラスケス、そして王女マルガリータ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シルク
9
「ほ?!」って感じになったりするところも多いのだけど(笑)、結構好きな本だった。スペイン王室ってあんまり知らないと思っていたのだけどさ~。表紙にもなっている有名なこの絵、スペイン王室の一コマだったんだなぁ。そして「この子かわええのぉ……」と以前から好感抱いていた、ベラスケスの描いた可愛らしい王女マルガリータ。は、うむ、この絵の主役でもあるけど、そう、スペインの王女で。そしてわたくし以前別の本で読んで、大層好きになった御方がいた――カルロス一世の妃、イサベル様。「まるで真珠のような美しさ」と言われた御方。2019/01/07
belle
5
つい1年ほど前には国立西洋美術館で「ハプスブルク展」が開かれていた。何度か足を運んだが、お目当てはベラスケスの「青いドレスのマルガリータ王女」。著者と同じように私も王女マルガリータに首ったけだ。スペイン・ハプスブルク家を語るにはまずカスティーリャとアラゴンの両王国の結婚と狂女ファナに触れねばならない。本書もそこから始まり、絵画を辿るうちに王女マルガリータへと至る。ティツィアーノに始まりベラスケスが締めくくった。本棚から「世界の歴史17ヨーロッパ近世の開花」を取り出した。スペインの事をもう少し深く知りたい。2021/02/17
遊未
4
セリフとして記述されている部分が気になりますが、スペインハプスブルグのわかりやすい案内になっています。「青いドレスのマルガリータ」ですが、この絵を見れば絵のプリンセスがその後どのような人生を送ったか、気になりますよね。2018/01/28
あひる
2
スペインって面白い人たちがいたんだあって思いました。2012/10/15
ねこまる
1
スペイン絵画って影薄いですよね、イタリアルネッサンスは花ざかりなのに。プラド美術館って、マウリッツハウス王立美術館と競えるぐらいイメージわかない感じ。なのに!ヤラレました。ラスメニーナスは名画中の名画だったです。エル・エスコリアルのあの雰囲気と言ったら、墓所の中の墓所だったです。何だか肌になじむ国で、メシが美味いんです。これ読んでプラド行くと、きっと何倍も肖像画が楽しめます。みんな素通りする中、アーあなた様は!ってなります。素敵な本ですね。2016/04/03
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