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内容説明
“癒し”の物語として女性読者の共感を呼んだフィンランドのベストセラー。白夜の湖を舞台に、離婚の悲しみを乗り越えていく動物学者の姿を鮮烈に描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春ドーナツ
1
初めてフィンランドの小説を読みました。 いつの日か文学版欧州制覇を達成したいものです。 南米も同時進行中。2015/09/07
ワッピー
1
40年連れ添った夫から離婚を切り出されて、傷つき苦悩する妻の心の軌跡。心の傷を癒していくプロセスを「悲しみの作業」と定義し、同じ苦しみを受けている女性へのために書かれたとのことで、離婚を切り出した夫がその後、幸福になったかどうかは不明ですが、勇気をもって苦しみと向かいあい、過去を断ち切る決意をした著者=主人公には新しい世界が開けたようです。翻訳小説としてみると、ところどころ読みにくさを感じますが、「手記」としてならそれでいいのかも。2011/12/18