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内容説明
旅の途上に去来した神々の姿。ヨーロッパの深層に流れるケルト文化の遺産や日本の各地に遺る祭りと芸能に「死と再生」のテーマを求め、それを表現する“呪術としてのデザイン”を読み解く思索的エッセイ。
目次
第1章(マン島のクロス(The Manx Crosses)―ケルトのシンボリズム
“黒い聖母”と巡礼―ヨーロッパの井泉信仰
心の旅人ケルト―西欧都市に映るケルトの残像
地に伏す心の詩―ロシア正教の芸術
円塔の見える風景―ケルト修道士の「異郷遍歴」)
第2章(「花の時」を巡る―熊野に見るホトの祭り;三保の羽車―羽衣伝説と「松ばやし」;芸術空間としての曲輪―歌舞伎演出の工夫;火と水による演能―「茶の湯」の時空間;延方相撲―鎮魂儀礼の原型)
第3章(ヴィクトリア朝の残像―ポルノグラフィー&フォトグラフィー;映像に見るヒューマニズムの変貌;モダン・デザインと詩的想像力―ケルト民族の稟質をめぐって;フォークロアの意匠)
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