内容説明
種子島から450年“最初の西洋の国”を歩きポルトガル人の心優しさに感動した初の旅の記録。リスボン、シントラからアソーレス諸島まで。
目次
国境の町で―ヴィラル・フォルモソ
ロカ岬―人を励ます海
コインブラ再訪―学問と芸術の都
ファティマの大祭―ポルトガル唯一の聖地
ポルト―迫力あるワインの町
シャーベスの名案内人―歴史のある温泉町
雨のプラガンサ―城壁に囲まれた町
ヴィゼウ―ひと味違う町
ラゴスからサン・ヴィセンテ岬へ―変貌する保養地
ファロの思い出―カディス湾の逆光
エストレマドゥーラ地方―魅力の町々
セトゥーバルからエスピシェル岬へ―アンデルセンの観察
マデイラ島とアソーレス諸島紀行―ファド哀調〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
荏苒 byn
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93年刊。60代での旅らしい。葡紀行の本では、訪問地で最多、こなれてる。独語、英語で会話。四半世紀経過して、さほど古さは感じない。宿、乗り物は変化有り(バス時間とか、今役立たず)。旅慣れてる6度目の葡通の著者。前半5月頃のようだ(後半は9月とか色々、季節が分からんのが不満)。観光名所を回り、主要都市以外の街も訪問。北や内陸や南端、国境の方も万遍無く。ラゴス、ファロ、島嶼マデイラ島、アソ―レス島。三島由紀夫や、檀一雄。文学や彼の国歴史、交流史など、情報が多彩。↓コメント 誤り他2019/08/28
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