内容説明
日米関係の底に流れる歴史意識とテーマ別比較分析で差異を探る。
目次
山本五十六はペリーに復讐した
児童雑誌『少年倶楽部』における対米イメージ―1931―1937年
きのこ雲と国民心理―原爆投下をめぐる日米意識のギャップ、1945―92年
ロード・アイランドの「対日戦勝記念日」―州議会における対立した認識と議題内容
「メーヤー手記」に見る米の対日占領教育政策の展開―新潟県下の教育改革を中心に
占領下日本における財閥解体と財閥の対応
ポスト占領下の日米関係―東南アジア経済開発構想を中心に
日系企業の雇用差別にみる日米比較文化
日本の家族、アメリカの家族―その状況の比較考察
アメリカの新聞に見られる対日報道の特徴とその背景―1989年秋を中心に
第2次大戦後の日米関係―フランス知識人の見方
産業社会における価値基準、企業の投資行動および政府の公的規制―日米比較再考
アメリカの対ラテンアメリカ関係の変化と日本―米州を舞台とした新しい地域主義の台頭のなかで