大鳥圭介―土方歳三との出会と別れ

大鳥圭介―土方歳三との出会と別れ

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784882022565
  • NDC分類 289
  • Cコード C0023

内容説明

近代的視野と感覚を持った知識人だが故に、徳川陸軍歩奉行に登用された圭介。剣に生き、士道に殉じて官軍に挑む武闘派土方歳三。二人の出会と別れに象徴される動乱の時代を背景に描く“和魂と洋才”の人物像。

目次

1 日光山
2 医家から兵法家へ
3 幕府直臣となる
4 江戸開城
5 土方歳三との出会
6 宇都宮城攻防
7 日光路は天狗党の道
8 幻の陽明門
9 六方沢越え
10会津よさらば
11 北への旅立ち
12 蝦夷上陸
13 五稜郭
14 箱館政府樹立
15 宮古湾襲撃
16 土方歳三戦死
17 降伏
18 獄中記
19 碧血碑
20 智略と大胆

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あまの

1
大鳥さんの生い立ち、経歴から始まって戊辰後牢生活を経て晩年までの話です。意味有りげな副題ですが土方さんはそんなに関係ありません(笑)。これをつけるとファンが手に取ると云うことでしょうか?? 大鳥さん自体も頭のいい人なので本人の書いたものの引用も難しいのですが、作者さんも詩人の方で文がとても理解し難かったです。比喩とかは綺麗なのですが・・・。漢詩や文献の引用も難しいので小説と云うより資料っぽい感じもします。 土方さんは「近藤のところへ行きたい」が口癖で、大鳥さんは生きて欲しいと思っていたんですがとうとうそう2005/03/04

1
土方歳三との出会いと別れなんて思わせぶりな副題がついてますが、そういう期待をして読むとがっかりするのでご注意を。2003/12/28

Vier

0
大鳥圭介って誰よ?(一応箱館では欠かせない人なんだが……)という人には取り敢えずオススメ。でも伝記なのと時代が結構前後する形式で記述されてるので読みづらいといわれれば読みづらい。あくまで主人公は大鳥圭介なので新選組とはあまり関係がないが、箱館での土方歳三を押さえるには外せない人なのでいいと思う。大鳥ファンは勿論ながら、土方ファンでもそれなりに楽しめる……かな?

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