内容説明
近代化の契機となった種子島への鉄砲の伝来から、モラエスの足跡まで、「キリシタン時代」からの長い文化交流の歴史を綴る。
目次
第1章 『鉄炮記』―ポルトガルと日本の出会い
第2章 日本最初の遣欧使節―渡欧の歴史的意義
第3章 日本語研究に果たしたポルトガルの貢献
第4章 「南蛮」屏風と日蔔融合文化
第5章 イナシオ・モレイラの日本地図
第6章 『東方見聞記』―16世紀の東洋についての一論考
第7章 『東洋遍歴記』の分析―東洋を忠実に映す鏡
第8章 モラエスの謎の宇宙
第9章 モラエスと日本についての神話的視点
第10章 モラエスにおける東洋観