上院議員ダニエル・イノウエ自伝 - ワシントンへの道

上院議員ダニエル・イノウエ自伝 - ワシントンへの道

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 475p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784882021360
  • NDC分類 289
  • Cコード C0030

出版社内容情報

'62年、日系人初の米上院議員に当選、ウォーターゲート、イラン・ニカラグア特別委で活躍した米政界の重鎮である著者の波瀾の半生記。祖父母の移民からハワイでの少年時代、欧州戦線での右腕切断、帰還後の社会復帰と政治活動を語る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

1
真珠湾攻撃の巻き添えの“民間人の犠牲者”は、「ほとんど(おそらく全部だろう)対空砲火の流れ弾によるものだった」。医療チームに加わり、ヨーロッパ戦線に参戦する機会があったとき「是非お願いします」と(音楽経験から軍楽隊に編入される可能性、医療部門も真っ平)前線で愛国心を証明する機会だけを望んだ、父も。カリフォルニア州等での“強制移住”(強制収容所)はとうぜん伝わっていたが‥“包囲されたテキサス大隊の救出”100%以上の犠牲(補充の下士官も戦死する)戦勝パレードで空疎な442部隊‥差別しまくりの移民国家アメリカ2016/09/02

0
1989年2月25日印刷 1989年3月5日発行 定価2,800円 著者:ダニエル・K・イノウエ、ローレンス・エリオット 訳者:森田幸夫 発行者:竹内淳夫 発行者:株式会社彩流社 印刷:(株)平河工業社 製本:(有)青木製本2019/07/28

なのは

0
同時代の日本の陸軍を勉強する者として、この時代のアメリカは本当にまぶしすぎる。アメリカに受けた恩を返しにいけと、息子の背を押す父、徴兵局に通いつめ、医学部辞めてまで志願する息子。志願資格があるぞと聞かされた途端に、すさまじい歓声をあげながら、徴兵局までの4・8キロを突っ走る日系人の大学生と、懸命に兵役から逃れようとした日本の大学生。二つを分けたのは、彼らが国を愛したかというより、国が彼らを愛したかだ。愛を強いることはできない。この時代のアメリカは、日本より、たしかに愛に値した。2018/11/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5903011
  • ご注意事項

最近チェックした商品