内容説明
米国では子供の「自己決定」に基づく道徳教育が破綻し、新たに「人格教育」が広まりつつある。その潮流を踏まえ、日本における新しい道徳教育のあり方を探る。
目次
第1章 戦後の道徳教育を総括する(戦後の教育改革を検証する;戦後教育はなぜ荒廃したのか ほか)
第2章 「人格教育」をどう進めるか(米国道徳教育の失敗と人格教育の新しい試み;教育と家庭をどう再建するか ほか)
第3章 教員養成制度の課題(教師の条件を考える―己を教え人を教える;国際化時代の教員養成の在り方)
第4章 新しい道徳教育への提言