内容説明
大陸から引き揚げてきた少年の前に立ちはだかったものは、戦後の醜い人心の荒廃であった。悲嘆に暮れた著者が、その後たどった数奇なめぐり合わせは、彼の魂に火をつけた。その後、指導者としての使命に献身し、神と人類の敵、共産主義に対する勝利の宣言を終えた今、その日々を回顧しつつ、平和への祈りを込め、今後の日本の役割と世界の進むべき道筋を、あらためて予言する。
目次
第1部 愛天 愛国 愛人(満州に生まれる;国民学校時代;敗戦の傷痕;日本での生活始まる;立正佼成会へ ほか)
第2部 世界平和への道すじ(「共産主義崩壊」の予言;「東アジアの時代到来」予言の意味;「明治以後百二十年で日本は衰退」の予言の意味;日本は母性国家たりうるか;日・韓・中の新しい関係 ほか)