内容説明
北朝鮮の金日成主席とその一族の経歴は、偽物である。従って、北朝鮮の政権の歴史の背景は全くの虚構なのである。そうすると、彼らの実際の経歴はどういうものかという疑問が出てくる。本書は、これらの隠された歴史に対して真正面から取り組んだものである。
目次
第１章 金日成主席の経歴の偽造に利用された人物（抗日闘争時の二人の英雄「キム・イルソン将軍」；第１のキム・イルソン、「金一成」；日本陸士出身のキム・イルソン）
第２章 金日成主席〈＝金聖柱〉の実際の経歴（生いたちと家族；李鐘洛部隊への入隊；朝鮮革命軍の小隊長一行惨殺事件；中国共産党遊撃隊に入隊；「金日成将軍」としての登場；唯一絶対者への道；金日成主席〈金聖柱〉親子の罪科）
第３章 北朝鮮近代史の偽造のプロセスとその意図（「最初の反帝闘士―曽祖父」の実際；「最初の共産主義抗日武装闘士―父」の実際；最高の共産主義抗日武装闘士―金日成；現代史を開いた十四歳の少年革命家―金日成；偽りの現代史を仕上げなければならない金日成父子；歴史の偽造に隠されている意図；武力による韓国征服への必然性；歴史偽造と統治権の正統性）
第４章 北の対南工作の実際（北側の対南工作；南側の北に対する無知；北側を利する南の政権；北の心理戦に奪われる韓国人の心）
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