内容説明
セクシュアリティ、ポリティックス、フォークロア、ナラティブ、コメディなどのコンセプトを軸にロレンスのテクストを多角的に読みとく。あわせて、1990年以降のロレンスに関する国内外の著作(177点)を一挙紹介。
目次
第1部 フェミニズム・セクシュアリティ・ポリティックス(平等という難題―ロレンスとフェミニズム;『息子と恋人』―裏切りの代償;ロレンスのポリティックス ほか)
第2部 エスニシティ・フォークロア・ポエトリー(ロレンスとドイツ―「純粋観念」の地を嫌々ながら訪れた客;ウェールズのレッド・インディアン―ロレンスと『セント・モア』;『鳥、獣、花』―その進化論的コンテクストと創作の源としてのアフリカ文学 ほか)
第3部 コメディ・テクスト・バフチン(ロレンスの喜劇―読者と作者の争い;テクストを解放する―『息子と恋人』の場合;『堕ちた女』―談話と焦点化 ほか)
著者等紹介
ブラウン,キース[ブラウン,キース][Brown,Keith]
ノルウェーのオスロ大学でイギリス文学を教える。近・現代のイギリス文学が専門。Hobbes Studiesを編纂し、シェイクスピアや近現代小説について多くの論文を発表している。Times Literary Supplementの寄稿者としても有名
吉村宏一[ヨシムラヒロカズ]
1936年生。同志社大学名誉教授・京都女子大学教授
杉山泰[スギヤマヤスシ]
1948年生。京都橘女子大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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