内容説明
手のかかる子ほど可愛いとは言うけれど、現実はそんなに甘いもんじゃない!愛くるしい子犬の姿をした小悪魔が我が家にやってきたその日から、地獄の毎日が始まった―。
目次
子犬の姿を借りた悪魔
黒い天使
愛しの子犬を夢見て
完璧な犬はどこでつくられるのか
風変わりなチビ犬
パーネルの幼年時代
素行の悪い犬
パーネルの学生時代
子犬の幼稚園
地獄の日々〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃも
7
手のかかる子ほど可愛いとは言うけれど…現実はそんなに甘いもんじゃない?帯にあったこの言葉に大きく頷いてしまった。著者夫妻はそれまでにも何頭ものブルマスチフと暮らしてきた。クレメンタインと名付けられた子犬とも楽しい幸せな日々になると信じていたのに、そいつはとんでもなくハイパーなヤツだったのだ。繰り広げられるエピソードの数々にうちのハイパー犬の子犬時代を思い出し苦笑いしてしまった。まあ、そんな頃があった分可愛くて可愛くてたまらなくなるとも言える。後半にちょこっと掲載されている『しつけの極意』が興味深い。2015/06/14