内容説明
著者等は、いわゆる学校文法をリストラし新しい枠組みで学習者用の「学習英文法」を開発した。英文の構造理解が内容理解を決定する、という立場から英文構造理解のための必須事項を厳選し、一貫性を以て体系的に網羅し、文を構成している単語が文中で担っている機能に基づく文法関係を7つ(あるいは9つ)に限定し、構造と意味との関係を有機的に関連づけている。
目次
1 総論(英文法指導再考;英語理解の基礎―新しい学校文法の枠組;コミュニケーション重視の英語教育における英文法―“Tool”としての「学校文法」;母国語獲得と外国語習得)
2 各論(文型と動詞型の接点;受動態指導再考;準動詞構造理解のために;学習者を惹きつける英語教育法―言語構造への知的関心を高める―修飾関係の指導を例に ほか)