内容説明
岡山県の北部にある小都市・津山―。この地に残る数々の名建築の美を、200点超の写真と詳細な解説で紹介する。知らなかった故郷がここにある。
目次
近世・近代・現代 津山建築史
第1章 室町‐江戸
第2章 明治
第3章 大正
第4章 昭和初期(戦前)
第5章 昭和中期(戦後)―平成
資料編
著者等紹介
稲葉なおと[イナバナオト]
紀行作家・一級建築士。東京工業大学建築学科卒業後、マリオット・インターナショナル・ゴールデンサークル・アワード(ニューヨーク)受賞。ホテル旅行記『まだ見ぬホテルへ』で作家デビューと同時に「週刊朝日」巻頭グラビアで「世界の名建築ホテル」を連載、写真家としても活動を開始。長編インド旅行記『遠い宮殿』でJTB紀行文学大賞奨励賞受賞。永年の建築文化向上への貢献により日本建築学会文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kaz
3
山間の古い街という印象しかなかったが、素晴らしい建築の数々。正直驚かされた。図書館の内容紹介は『人につい語りたくなるほど美しい建築が、岡山県の北部にある小都市・津山には驚くほど数多く現存している。津山市内に残る名建築の美を、200点超の写真と詳細な解説で紹介する』。 2022/08/27
すのす
2
津山、歴史もあり観光もありグルメもいろいろ、と結構好きな街。こうして建築を通して見ると、古くて品のある、また歴史的な建築が多く残っていることがよく分かる。倉敷の美観地区ともまた違っていて、これはこれでよいのよね。また行こう。2022/12/14
ホークス今季はAクラス!
1
津山の町の景色、滝が勢いよく落ちる様子、亀の目に時計が埋め込んである駅舎、昔の写真館など珍しい光景の写真と 津山市の建物の歴史の解説などがありました。2023/05/03
Gaudi
1
津山は第二のふるさと。大学を卒業してすぐに就職したのが津山でした。 かれこれ20数年ぶりに、再び管理職として津山に戻ることとなり、あの頃の子どもたちに歓迎を受けました。 実に美しい建築を掘り起こしてくれた写真集。大切な宝物であります。2022/04/16
lonely_jean
0
素晴らしい読み応え。写真も、情報も。が、稲葉浩志が序文を寄せたと知らなければ、読んだだろうか…素晴らしい協力。こういうのはしてあげればいいのだ。不出来だったり、全く興味がわかないものであれば、稲葉はしないだろうし。書かれていた通り、心動かされたからこそだろう。津山に行きたくなった。2022/05/14
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