内容説明
これは幼くして脳性小児マヒの病魔に冒された柳井久子さんの60年に近い生活の記録であると共に、それを取りまく地域の人々及びボランティア、家庭訪問看護指導員、ホームヘルパー、民生委員、医師、看護婦等との交流など複雑な関係を克明に記述されており、社会福祉のあり方に数々の示唆を与えてくれる。
目次
第1部 学びつづけて(障害が残った!;尋常小学校の思い出;卒業の年に;家族とは?家庭とは?;県立高校に進学;見合いのすすめ)
第2部 自立への道(佐伯の町で;家内労働;出会いのとき;私、結婚する!;いよいよ出産;育児をまかせて)
第3部 在宅福祉の記録(産んでよかった!;地域で暮らせない!;出会えたから;支え合う地域づくり;久子の証)
-
- 和書
- 養護概説 (改訂)