感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
棕櫚木庵
24
モンテーニュより1世紀ほど前,ルネサンス的教養を身につけたフランス女性の手による作品で,加えて当時のゴシップネタもあるというので,主に歴史的興味から読んでみたのだが,ちょっと期待外れだった.「あとがき」や「訳者の言葉」を見た感じでは,訳者は史料的・歴史的価値という面にはあまり関心がない様子.さらに,全72話のうち27話の抄訳なので,これで『エプタメロン』の特徴を論ずるわけにもいくまい.あくまで,“ある艶笑譚”として読むべき本だろう.ここに訳出されているような艶笑譚は好きじゃないので,ムムムでした.→2021/12/17
ポチ
0
思ったより俗っぽかった。悪い僧侶ばかり出てきた。面白かった。ほかのバージョンも読んでみたい2018/04/05