内容説明
子供時代に寺に放り込まれ、妻帯もせず、徹底清貧に生きぬく、大正生まれの老禅僧にして初めて言い放てる一句一言は、平成の児孫にどのように響くか。
目次
紫野夜話(草創期の大徳寺;衰退期の大徳寺;全盛期の大徳寺;爛熟期の大徳寺 ほか)
一休を読む(生誕とその背景;出家と修学;少年時代;紫野禅への道 ほか)
著者等紹介
山田宗敏[ヤマダソウビン]
大正9年、岐阜県に生まれる。昭和7年、12歳で出家。大徳寺塔頭真珠庵に於いて、南山宗寿に師事して得度。同16年、花園大学卒業。同19年、龍谷大学卒業。同年10月、学徒動員で出征。同26年、真珠庵住職に就任。同60年、大徳寺宗務総長に就任。平成7年、真珠庵住職を退き閑栖(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。