内容説明
これから親になる人へ、そして、あらゆる大人へ…「子育て」を通して自己を見つめる。間違った子育てをしないための本。
目次
第1章 子育て―母親のありかた
第2章 仏の哺乳
第3章 人生の味覚―正しい見かたと理解のために
第4章 お地蔵さまの心―子どもの幸せについて
第5章 心のひきだし―信じていただきたいこと
第6章 真理の目ざめ―三宝について
著者等紹介
盛永宗興[モリナガソウコウ]
1925年富山県魚津市に生まれる。富山高等学校文科在学中、学徒出陣。戦後復学し、高等学校卒業後禅門に入り、後藤瑞巌老師について出家。1949年から63年まで大徳寺専門道場に掛搭。小田雪窓老師より印可を受ける。妙心寺塔頭大珠院住職、花園大学学長を務める。1995年6月12日示寂
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感想・レビュー
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ケイ
15
お地蔵の話が心に深く残った。河原にいるお地蔵さまは、子供が石を積むのを見守っていて、鬼が来て積んだ石を潰したら鬼を追い払い、また子供が石を積むのを見守る。ただ見守っていていて、石を積むのを手伝いはしない。子育ての真髄かなあと思う。忘れずにおこう。2013/04/20
tomorish
1
父親からとにかくいいから読むようにと言われたけれど...あまり響かず。なんでも母親に任せたり、母親の育て方と言われている気がして...読むのも大層時間がかかった。生きていく中でなんらかの宗教があったほうが楽だよな、とは改めて思った次第。いい箇所は至極当たり前なところ。とにかく子供を愛するってことが大事ってところ。2019/06/19