内容説明
おなじみ一休さんが、三十一文字の歌にたくして、仏法の奥義を説く。総数657首の道歌を集大成した、一休道歌集の決定版。
目次
1 一休和尚法語
2 一休骸骨
3 水鏡
4 二人比丘尼
5 一休法のはなし
6 一休咄
7 続一休咄
8 一休諸国物語
9 一休関東咄
10 一休諸国物語図会
11 一休和尚往生道歌百首
12 一休諸国物語図会拾遺
13 一休可笑記
14 一休蜷川狂歌問答
15 一休蜷川続編狂歌問答
16 一休御一代記図会
17 田舎一休狂歌噺
18 一休道歌評釈
19 杉楊枝
20 拾遺
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mann
1
東京芸大美術館の雪村展のショップで、何となく気になった、一休さんの歌集。 まあ、帰りの車内でちょっと目を通すか、くらいの気持ちで入手。 一休和尚の、三十一文字(みそひともじ)歌を伝える歌集。 数冊の伝書からのピックアップ、657首らしい。 現代の”かな”に直して、巻末に索引を加えただけ。前書きもあとがきもなく、注もない潔い本。 暇なときに、パラパラと拾い読みをして、意味を考えていると、一ページで五分十分などがすぐに過ぎてしまいます。2017/05/20
逍遥遊
1
82-20150813-08 一休さんの晩年の作かな。この俳句を読むに、素直さというより、物事を敢て斜めから見ているような感じを受けました。読んでよかったです。非常に人となりが感じられた本だったと思います。2015/08/13
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