内容説明
仏教とは真の意味でのよりよい生き方を求める運動です。そして、東洋医学は人間を大きな自然の調査の中で捉えます。こうした考え方は、近代合理主義の思想に基づいた身心二元論を克服する意義を持ち、その優れた知恵と技術が、今あらためて見直されつつあります。
目次
いのちといのり―東洋医学の知恵
体験・キネシオロジー―十五の実験を通して知るその考え方
医仏一如への旅路―医僧として生きる
生きものは生かされて生きる
漢方・システムアプローチの妙
からだを巡る思想史
ターミナルケアと仏教―命と臨死
「気」をめぐる序章―呼吸・気・力
「忘」からの視点―禅と身体
ONE DAY 養生活―「おはよう」から「おやすみ」まで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
大部屋創介
1
東洋医学はデカルト的立場と最も離れるものである、そして逆に禅宗の立場にほぼそのまま当てはまる。 経験則に依存する東洋医学はいわゆる説得力に欠けるが、こうしたホロニックな曖昧な視点からいわゆる東洋医学の実際の診断や治療が行われる。おそらくその見立てには我々が了解し得るような解剖学的な明白な根拠は見いだせない。個別への対応から普遍性を導くこともできないが、医術は単なる理論ではない。同じことは経路、いわゆるツボにも言える。そこにも根拠はない。しかし効果はある。そして効果があるならばそれでよいのである。2022/04/11
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