内容説明
１８９３年のシカゴ万国博における世界宗教会議に端を発して、現代までのおよそ百年間におよぶ仏教東漸百年の歴史を、そしてそこに生きた人々の生涯を、多彩な文献に基づいて辿る。巻末に参考文献を一挙に掲載。
目次
東西の出会いと現状
国際山大菩薩禅堂金剛寺
東西の門戸サンフランシスコ
サンフランシスコ禅センター
カリフォルニアの大自然
青い目の禅僧たち
「全員集合！龍沢寺の境内」
ロサンゼルスの２つの禅堂
日本に惹かれたボストンの文人たち
２人の「お雇い外国人」教師たち―フェノロサとハーン
ウーマン・リブと女性の「老師」たち
鈴木大拙―東西の出会いの成就
アメリカ仏教の将来
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